ブリュッセル市には
コミューンCommuneと呼ばれる行政区分があって、ここで住民登録をしたりIDカードの発行などをしたりしてもらいます。サイズ的にも日本の区と同じようなものでしょうか。
「どこに住んでる?」と聞かれて「港区」「へーー!」とかいうような部分も多少似ていると思う。東京ほどはっきりはしていないけど。
で、私のコミューン、「どこに住んでいる?」と聞かれて答えると、
「へーーー・・・・・(最後がすぼまる)」とか
「危なくない??」とか
一度なんて
「そんなにお金なかったの?」
と言われたコミューン。
あとは
「あそこで子供を轢いたら生きて帰れないから気をつけてね」
というのもあった。
(子供を大事にする子沢山の民族の方が多いため)
そして元々のブリュッセルっ子には
「いや、あそこも昔は良かったのよ」
と付け加えられたりもします。
大体想像がつくと思いますが、治安面があまりよろしくない場所と言われています。昔はお屋敷街だった場所に移民がたくさんなだれ込んだという経緯があったそうで、確かに歩いていても、ここってどこの国だったっけ、という景色の場所があります。深刻な問題としては学校で本当のベルギー人(っていうのも妙な表現ですが)は先生のみで先生の言葉が通じない、ということがあるとか。
が、結構な広さのコミューンなため、そうでないエリアももちろんたくさんあります。例えばウチはこのコミューンの境界線ギリギリのところにありますが静かで治安もよく、アパートの住民はほぼ全員年配のEU職員か外交官の方。(家具付・寝室2つなので赴任夫婦用という感じでしょうか)
また、元お屋敷街と言われる通りの建物は古いまま保たれていて、今でも美しくて風情があります。
こんな感じ。(コミューン役所の真ん前)

また、今は治安回復に努めているとかで、前よりもかなり良くなったとも聞いています。
色々弁護しておりますのは、このコミューン多種な顔を見せてくれてなかなか気に入っているからなのです。
が。ここでまた一気に落としてしまいますが、役所は最悪。
IDカードを作るまでに一体何回通わせられたことか。多分10回くらいは行ってると思う。
日本人の方がたくさん住んでいるコミューン(郊外高級住宅地タイプ)のお話を聞くと、同じ市内か?と思うくらい親切であっさり済むらしい。IDカードも1回とか2回とかで出来るらしいし、なんと窓口の人も
にこやかに英語を話すらしい。
我がコミューンは何しろ移民が多いので取り締まりを厳しくしているというのは分かるし、英語を許したら他もキリがなくなるので仏語と蘭語だけというのもまあ分かるし、問題児をたくさん相手にしていたら愛想も悪くなるかとは思うけど、でもあの仕事の手際の悪さは住民とは何の関係もないだろーー!と悪態つきたくなります。
ここでやっと本題です。
今日は一年ぶりのIDカード更新に行きました。ホールはかなり混んでいて約束の時間を気にしつつ1時間後にやっと私の番。私のIDのチェックがすんなり終わって、旦那のデータのチェックをしてるときに「旦那さんのIDカードの有効期限が切れてる」と言われました。そんなわけないのだ。彼は次は2006年10月に更新、となっているのを何度も確認しているし、大体そうじゃなきゃルーマニア旅行なんて行けないっちゅうに。多分記載ミスでしょうが、コンピュータにそう書いてあるの一点張りで、今日もまたすごすご退散・・・。旦那が一緒に来てたらID見せて終わったろうに、こういうときに限って一人だったりする。
で、旦那が人に聞いたところ「午後も開いているはずだ」というので、仕事を抜けて来てくれました。二人で一緒に向かったら、午後は木曜以外休みの貼り紙が・・・。
思わず「仕事しろーーー!!!」。
また明日の早朝リベンジに行かねば。
これがそのウチのコミューン役所。(建物は)古くて立派です。

住民登録の場所。天井のガラスがとても素敵です。
人はかなり雑多で、ここも一体どこの国?という様相。ただし日本人は、まずいません。

またこういう日に限ってうちへ帰ったら税金の請求書が来てたりして、旦那は「ID登録されてないんだったら払わないもーん」と言っております。
6月1日追記早朝二人でリベンジへ。8時半に行ったけどすでに10人待ちくらいでした。
今回はちょっとにこやかなお姉さんで手続きもあっという間に終わってしまいました。旦那に関しての言及もなし。なのでこちらから「昨日夫の更新が出来てないと言われたのですが」と言うと「あらそう?ちょっと待ってね」とちゃちゃっと調べてくれ「何も問題ないわよ」だってさ。やれやれ。
最後に日本の運転免許証ちゃんと返してもらえるかがちょっと不安。