一週間のロシア旅行へ行ってきました。
ロシアは15歳の時にまずバレエに魅せられ、その後も色々な芸術や本に惹かれ、長い間ずっと私の憧れの地でした。あれから20年にして今回ようやく訪問が実現しました。
私は「うんざりするものは?」と言われたら、「引越しと山登りと集団行動」という人なので、ツアー旅行は絶対にできません。なのでロシアは「準備に非常に時間がかかる」とか「危ない」とかやたらと聞いていて、なんか面倒ーと思ってぐずぐずと先に延ばしていました。が、取りかかってみると別に両方ともさほど問題ありませんでした。
◆ビザ取得◆ホテルと航空会社を先に決めておかなければいけないのがちょっと面倒ですが、まあ考えてみれば両方とも自分達で適当に取るところまではいつもの旅行と全く同じ。ただ旅行会社を通して航空券を取ってビザを申請するという作業が必要になります。パスポートを預けてからビザが出きて来るまで大体一週間かかりました。
ちなみに今回私は旅行ビザですが、旦那は今後たまたまロシア出張が続きそうなのでビジネスビザを取りました。
◆「ロシアは危ない」?◆どこかへ旅行に行く度に「危ないから気をつけて」ということを心配性な人から言われますが、それにしてもロシアに関しては非常ーに心配性の人が多いようです(笑)。
上智大学の教授がどこかで「いい加減その間違った考えを改めてくれ」というようなことを言っていましたが、確かに日本人にとってロシアってもう強烈に暗くて恐い国という情報が染み付いている気がします。冷戦時代の社会主義の影響が強いのでしょうが、だとしたら高度経済成長期の日本のプロパガンダこそ大成功って感じで、未だにそのイメージが健在です。
が、その実「危ない」という人は殆どが行ったことない人だったりして、旅行経験者に聞くと「もちろん注意は必要だけど、そこまでじゃないよ?」という意見でした。
実際、政治面はまあちょっと置いておくとして、旅行に関しては他の大都市と同レベルという感想を持ちました。街じゅう歩き回り、地下鉄にも何度も乗ったりしましたが、拍子抜けするくらい不穏な空気はありませんでした。ただ決して「危なくない」と言っているのではなく、世界の他のどの都市とも同じように、自分の危険察知感度を働かせておく限りにおいて大丈夫、ということですのでお間違いのないように。
私はびくびくしたり神経質になったりして旅をするのが嫌なので、最低限身を守ることをした後は(鞄の位置に気をつけるとか現金は少量しか持たないとか汚い格好をするとかそーいうヤツですね)、後は何も考えないで自由にその地を楽しみたい。その上で何か被害にあったらもうそれは運が悪かったと考えるようにしています。パリでも日本でもスリに会うときゃ会います。(→
その一例・・)
しかしモスクワもサンクトペテルブルクも地元の皆さん非常ーにお洒落で綺麗で、もっと綺麗な格好持ってくれば良かった、、と後悔したのでした。
後は「テロに気をつけて」って、、、こればっかりは自分で気をつけられないもんなあ。今回の旅行中もちょうどモスクワ→ペテルブルク移動の日に列車テロがあったようでびっくり。でも実家の両親らが心配してるだろう、、と電話をしてみたら、「え?みんなtomoちゃん今フィンランドー」とか言ってたよ、だって。。
◆キリル文字◆文字が全く読めないのは結構不安なものです。
何故か私はキリル文字ファン(?)で、18歳のときにロシアのロック歌手、ボリス・グレベンシコフという人に夢中になってその時頑張ってキリル文字を学習しました。(我ながら妙な高校生ー)。もちろんその後すっかり忘れ、一昨年ブルガリアに行ったときに再度習得。そしてその後またすっかり忘れ、今回復習をして行きました。
看板が読めると楽しいです。例えば、
「
СТОП」=STOPだ!とか
「
ЦЕНТР」=ツェーントル=中心地だ!とか
「
РЕСТОРАН」=レストランだ!とか
「
МАКДОНАЛДС」=マクドナルドだ!とか。
最初は何の知識もなかった旦那も一週間でかなり覚え、最後は一緒に読んでいました。
◆ロシアは広い・・◆今回はモスクワ3泊、サンクトペテルブルク3泊という日程でした。
去年行ったという人が「モスクワがすごい良かったー」と言っていたので半々にしたのですが、実際は私達はモスクワ2泊ペテルブルク4泊くらいが良かったかな、という感じでした。ペテルブルクは街が美しいだけでなく、見るところ訪れるところが非常にたくさんあって、観光旅行が好きな人には大変お勧めです。バカンスにはちょっと向いてないけど。
でもこの2都市だけを見てもロシアの中のほんの一部であり、アメリカに行ってNYだけ見るようなものなのだろうなあ。
仏語先生のマリーズは2年前、2ヶ月かけてお一人でシベリアまで全部回ってこられましたが、東の方も実に素晴らしかったと言っておられました。私はあとは(ロシアじゃないけど)ウクライナとグルジアに行きたい。
◆物価高◆今や東京を抜いて物価が世界で一番高くなった、と聞いていましたが、ホテル代、タクシー代、外食代など確かにべら棒に高いです。
観光地の入場料も割と高い(1000円〜1500円くらい)。そして並ぶ。ただ抜け道があって、ロシア人ガイドやオフィスを通すと正価の倍くらいの値段で並ばずに行けたりします。こういうのが許せないタイプの人は、旅行中イライラするかもしれないのでこの国は向いてないでしょう。私達はエルミタージュだけ、並ばずに行けるチケットを買いました。
ただ値切ったりなどの変動は殆どなく、チケット代も土産料金も私達が調べた限りでは高い値段と安い値段の2種類設定でした。楽して高い値段を払うかちょっと苦労して安く上げるかの選択、という感じ。
それにしても、いつもの旅行と同じように行動していたら、すごい勢いでお金がなくなります。
◆旅行中色々◆今回の私達の旅行の範囲では、愛想とかそういうのは思ったより全然悪くなかったです。言葉が通じなくてお互い手振り身振りでやって恥ずかしそうに笑う可愛い女の子がたくさんいました。あと「スパスィーバСпасибо(ありがとう)」を言うとニコっと笑顔がもらえたり。ハン○リーとかブル○リアとか、もっと「もーちょっと笑えや・・」と思った気がします。
でも英語はやはり殆ど通じません。通じない場合は数字も何もかも全部駄目です。イミグレのお姉さんもロシア語のみ。必要な情報はビザその他に書いてあるだろうに、更にロシア語でベラベラ色々聞いてきます。肩すくめるしかないです。
ただまあお惣菜屋さんで「これ温めてください」とかそれくらいならジェスチャーで何とかなりました。
年配の方は仏語がかなり通じるそうですが、残念ながら試す機会なし。
ロシアにて本当に面白いと思ったのは、人間の顔。1000年に渡って所謂タタール人達に侵略されまくり、またその後はヨーロッパにうんと憧れて西に門戸開放し、混血が進みに進んだ色々な顔が見られます。ペテルブルクのホテルのお姉さんも、思わずまじまじと見てしまうような不思議な外見(髪はグレーに近い茶、目はブルーグレー、肌は濃い褐色)をしていました。聞いたらお祖母さんが中国人だったとのことですが、もっと色々入ってそう〜。
しかし美人・ハンサムが多いです。スタイルもめちゃめちゃいい。夏だし皆すっらーーーと長い足をミニスカートでこれでもかというくらいギリギリまで出しています。同じヨーロッパと言ってもベルギーとこんなに違うのか。・・・でもロシア料理のせいか、歳をお重ねになるとこれまた一体何故、、、という事態になってらっしゃいますが。
記事を書いていて情報を思いついたらまたここに書き足して行きたいと思います。